2009/05/25

KVMのブリッジ設定(後編)

KVMのブリッジ設定(前編)

後編です
前回まででシステムの設定は終わったので後は簡単です

qemu-kvm --help を見てみると -net tap を使うには /etc/qemu-ifup が必要な様です
またそれと対になる /etc/qemu-ifdown も必要です
ls -l /etc/qemu-* しても無いと怒られるし
find / -name *ifup* 2>/dev/null しても引っ掛からないので自分で作らなきゃいけないらしいです
ネットで探してきたのを貼っておきます
環境に合わせて適宜編集してください

qemu-ifup
#!/bin/sh

echo "Bringing up $1 for bridged mode..."
ifconfig $1 0.0.0.0 promisc up
echo "Adding $1 to br0..."
brctl addif br0 $1


qemu-ifdown
#!/bin/sh

echo "Removing $1 to br0..."
brctl delif br0 $1
echo "Shutting down $1..."
ifconfig $1 down


これで準備は終了です
iptables でポートを閉じている方はそのままではつながらないので
br0 を許可してあげればいいと思います
で、最後にKVMの起動です
コマンドがかなり長くなるので他のオプションも合わせ
スクリプトかエイリアスを設定しておいた方がいいと思います
自分は絶対毎回なんか打ちたくないし覚えられないです

qemu-ifupqemu-ifdown/etc 以下に置けば
下記の ,script=$HOME/qemu-ifup,downscript=$HOME/qemu-ifdown の部分は不要と思われます

qemu-kvm.sh
#!/bin/sh

exec sudo qemu-kvm \
-m 1024 \
-net nic,vlan=0 \
-net tap,vlan=0,ifname=tap0,script=$HOME/qemu-ifup,downscript=$HOME/qemu-ifdown \
-localtime \
-k ja \
$*


以上でKVMのブリッジ設定は終了です

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